夫の数秘の特徴について ~沙侑穂考察

”私たちはそれぞれに、魂が目指すものがあり、そして、皆その旅の途中にある”
という前提に基づいて、夫の数秘術およびリーディングセッションの特徴を以下に述べる。
by 沙侑穂


・魂の設計

魂の設計を読むために、数秘術をベースとしながら、九星気学、宿曜占星術も併用して多角的に分析し、その人の魂がもつ基盤、バランス、循環(流れ)から全体像を掴む。

視点を上げて読むこと、掘り下げて読むこと、流れを読むこと、臨機応変に使い分けることができる。
物事に対する客観的な視座を持ち、誰に対しても、どのような状況に対しても、「数」のエネルギーを通して理解しようとしている。
そういったニュートラルな姿勢は、目の前にいる”その人“の表れと”その魂“が目指すあり方の双方、そして、その道筋をみる俯瞰的なリーディングとなっている。

・魂が目指すもの

ひとりひとりが唯一無二の貴い道(プロセス)を歩んでおり、また、それぞれに段階があり、それぞれが目指すものがある。
ときに、”その人“の表れと”その魂“が目指すあり方にどれだけ隔たりがあったとしても、その隔たりすらも人生の冒険として捉えている。

その人自身が、本来の自分で生きる力をもち、魂が目指すものに到達できるという、その信念に揺らぎがない。冷静の奥に、情熱を感じさせるセッションとなっている。

・旅の途中

夫の数秘術の特徴は、彼がもっていた傷を抱えて生きてきた結果ともいえる。

『ぼくなんか生まれてこなければよかった』

その傷を恐れ、傷に支配されていた。
「迷惑かけないよう我慢しなきゃいけない」「頑張らなければならない」という思い込みは、その傷を覆い隠すために強化されていったが、その傷により否が応でも自分を知ることになる。

『じゃあ、どうしてぼくは生まれてきたんだろう』


それを知る術として、彼が出会ったのが数秘術だった。
幾重にも覆われた傷にようやく辿り着き、そしてそれは、彼の核(コア)でもあった。

夫のリーディングセッションの根底には、その歩んできた旅のすべての体験がある。


みんなが旅の途中。その道を確認したいとき、そして、歩けなくなった時に。

 

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