数秘術で利用される項目について

数秘術では、さまざまな項目に対して数字を計算しています。
流派や数秘術者によって、呼び方や計算方法が異なっている場合がありますが、Unisonworks では Modern Numelorogy で利用される一般的なものを採用しています。
ここでは、Unisonworks で使っている数秘術の項目について説明します。

ハート数(Soul Number)

魂・ハートが求めるもの、内なる自己を示す数字。
これをしていると心から楽しめる、ワクワクするとか、こうすることでとても安心する、心が落ち着くといったものです。
何によって自分が喜び満たされワクワクするかを知ることができる非常に大切な数字で、特に誕生数と合わせてみるとよいです。

誕生数(Birthdaypath Number or Life Path Number)

生まれ持った能力・資質を示す数字。
過去生によって習得した経験・技術・能力の場合もあります。
この数字が本来の自分の資質だと思ってしまう人が多いですが、あくまで能力や資質を表しています。
この能力や資質を発揮することが流れに乗る上でも非常に大切な数字で、特にハート数と合わせてみるとよいです。

過去数(Birthday Number)

誕生数を発動させていく上で大きな助けとなる数字。
過去世で取得した資質と言われています。
この数字と運命数や実現数が異なる場合は、過去数のエネルギーそのものに進もうとするとうまくいかないことが多いです。
それは、今世で成し得ようとすることは、過去世のものとは違うということです。

人格数(Personality Number)

外なる自己として表現される数字。
自分が他者に対してどのように表現するか、また他者からどのように見られるかを示します。
他者はこの数字のエネルギーからその人がどういう人かを判断することが多いため、
その見た目の判断とハート数とのギャップに戸惑うことがあります。

〇運命数(Destiny Number or Growth Number)
今世での役割を示す数字。
人生の後半(40才過ぎくらい)から発動し始めると言われています。
天職という言い方をする場合もあるが、必ずしもそうとは限りません。
その数字のエネルギーを持つ仕事に就く場合もあるが、その数字のエネルギーの在り方で仕事に従事する場合もあります。
例えば、運命数「3」の場合、楽しい・遊び心・自己表現と言った意味合いから、芸術家として活動する場合もあります。
しかし、会社員でもその会社・プロジェクトの中で自分のやりたいことを楽しく体現できるのであれば、どんな職業であれその人の在り方は「3」なのです。

実現数(Realization Number or Maturity Number)

今世での人生の目的を示す数字。
今世での役割(天職)などを通して、最終的にどのようなことを学び・体験し実現しに来たのかを表しています。
人生の最終到達地を意味する実現数の本当の意味は、死ぬ間際の本人にしか分からないんじゃないかなーと思います。
ただ、その人にとっての実現数の数字の意味・エネルギーはどんなものかを、自分を見つめることで育んでいけたらよいのではないでしょうか。

以上の 5 つをコアナンバーと呼んでいます。

習慣数(Habit Challenge Number)

この数字を意識することで実現数が発動しやすくなる数字。
この数字を発動させることが今世での人生の目的を達成しやすくなるので、人によっては実現数よりも大事な数字です。
コアナンバーの中に習慣数と同じ数字が含まれるかどうかもポイントとなります。

特性数(Specialities Number)・欠落数(Missing Number)

名前を 1 ~ 9 に置き換えたときに、各数字の個数がどれだけあるかを見ます。
特定の数字に何回も現れる場合は特性数といい、その人の特徴的な性質や要素を示します。
一方、特定の数字にまったく現れない場合は欠落数といい、その人に欠けている特性を示します。
個人的にはあまり重要視する数字ではありませんが、状況に応じて参考にする程度です。

頂点数(Pinnacles Number)・試練数(Challenges Number)

人生を 4 つの期間(第 n 期:n は 1 ~ 4)に分けて、それぞれの期間に恵みをもたらす数字を頂点数、
試練や克服すべき課題を示す数字を試練数と言います。
他の数字と合わせて読んでいくことがポイント。
また、第 1 期の頂点数は、第 2 ~ 4 期にも影響を与える数字になる可能性があります。

パーソナルイヤー:個人年運数(Personal Year)

数秘術では、魂の成長が 9 年間を 1 サイクルとして螺旋のように行われます。
その人にとってのサイクルの状況を示すものとして、パーソナルイヤーがあります。
パーソナルイヤーを、頂点数・試練数などと合わせて読むことで、人生における全体の流れの中でいまどの位置にいるのがを把握することができます。

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