スピリチュアル系のブームもあり、数秘術もその手軽さから多くの人に知られるようになってきました。
あらためて、Unison✡works で使っている数秘術について、どのようなものか、わかること、わからないこと、そして何がおもしろいのかをご紹介したいと思います。
目次
数秘術とは
数秘術とは、生年月日と名前を数字に変換したものを、それぞれの項目に対して 1~9 までの一桁の数字になるまで独自の計算方法で算出し、その数字を元に読み解いていきます。
また、その計算の過程で出てきたマスターナンバー・カルマナンバーと呼ばれる数字は残しておきます。
※数秘術で算出する項目の意味、数字の意味についてはコチラを参照。
数秘術の生みの親は、かの有名な古代ギリシャの数学者・哲学者である「ピタゴラス」と言われています。
ピタゴラスは宇宙のすべては数から成り立つとし、秘密教団を作って数の研究を行っていました。
現在の数秘術は、大きく分けて、主に Modern Numerology(ピタゴラス数秘術)と呼ばれるものと、
カバラ数秘術と呼ばれるものの二つがあるようです。
カバラ数秘術は、ユダヤの神秘思想主義にある独自の宇宙観に基づいたもので、
「生命(セフィロト)の樹」と呼ばれるシンボルに対応させて説明されることが多いようです。
このサイトでは、Modern Numerology(ピタゴラス数秘術)を中心に取り扱います。
そのため、当サイトでの「数秘術」という記述は Modern Numerology(ピタゴラス数秘術)のことを指して話を進めます。
数秘術でわかること
魂が求めているもの、今世での役割、今世での人生の目的などの「自分を知る」ことに尽きると思います。
しかし、算出される数字の意味を見ていただいくとお分かりのとおり、数字の本質的な意味があるものの具体的ではありません。
例えば、魂が求める数字であるハート数が「1」の場合、自立・始まり・自分の価値を知る、などの意味があります。
ハート数「1」の人は、一人で行動することが好きで会社員より自営業をする人もいれば、組織の中でリーダーとなり周りを引っ張っていく人もいます。
同じ数字を持つ人たちでも、その表れ方が違うということがお分かりでしょうか。
数秘術には向かないこと
上述のとおり、数秘術で算出される数字の意味は本質的・抽象的であって、具体的ではありません。
そのため、このように行動すれば運が開ける・・といった明確な答えを提示するものにはなっていません。
また、過去の〇〇年〇月〇日にこんな出来事が起きたけどどのような意味があったのだろう、といったことも、
パーソナルイヤーなどで大まかに分かる場合もありますが、明確な答えを提示できないことが多いです。
この手の質問は九星気学や西洋占星術の観点で見た方がよいかもしれません。
さらに、私個人的な考えですが、良し悪しを決める相性判断には向いていない気がしています。
発動する数字のエネルギーの違いから特性が違うだけであって、それによる良し悪しをジャッジするものではないからです。
相性判断を知りたい場合は、九星気学や宿曜占星術の方がよいかもしれません。
Unison✡works が考える数秘術のおもしろいところ
それぞれの項目にある数字を眺めていると、その方が今世に生まれてきた目的を果たすために、
どのような能力を使ってどのような学びを通してそこに向かっていくのかの道筋がぼんやり見えてきます。
魂の学びをするため今世に生まれてきた方々の多種多様な設計図がそこには詰まっています。
それを眺めていると、みんなそれぞれ本当に魅力的で素敵な人生を歩んでいくんだろうなーと嬉しくなります。
そして、これからのその人の人生がどうなっていくのか本当に楽しみになるのです。
また、各数字の意味は、本質的でありながら抽象的でもあります。
その意味をどのように捉えるかによって、その意味合いが変わったりもします。
読み手によって大きく内容がが変わったりしますが、その自由さ・遊びがあるのがよいと思います。
しかし、本当にその数字が意味するものというのは、結局その人にしか分からないものです。
それゆえに、数秘術は、今世での自分の設計図を知り、その数字に込められた意味を通して、自分の内面と向き合っていくための強力なツールなのです。
数秘術、九星気学を中心としたリーディングを実施。またシンギングボウルを使った瞑想会やヒーリングも行っています。