ヨガニドラ (Yoga Nidra)

ヨガニドラ(yoga nidra)とは、瞑想(内観)を伴うリラクゼーション法です。

ニドラ(Nidra) には「眠り」という意味があります。
通常「眠り(睡眠)」は、顕在意識は働きを止めている状態です。
ヨガニドラでは、眠りにつく直前のまどろむような心地よい状態(起きていない、眠っていない状態)に留まります。
肉体が深くリラックスし、脳波がアルファ(α)波とシータ(θ)派の間をたゆたう状態を作り、顕在意識と潜在意識の双方に働きかけていきます。

ヨガニドラは、本当に眠るわけではなく、仰向けに寝た状態(シャバアーサナ)で、下記の手法を組み合わせ、インストラクターのガイドに沿って瞑想状態へ入っていくヨガの方法の1つです。

– 筋弛緩法
– 呼吸法
– ボディスキャン
– イメージング
– ビジュアライゼーション
– 自律訓練法
– サンカルパ(アファメーション)
などの手法を組み合わせて行います。

 

潜在意識とは

私たちの意識は、顕在意識(自覚できる意識)そして 潜在意識(自覚できない意識)に分けられます。潜在意識には、過去の経験や記憶が、良い・悪い、また、現実・想像の区別なく、すべて日々蓄積されています。

そして、意識のうち、顕在意識はほんの3~10%、潜在意識は残りの90~97%をしめていると言われています。
意識の大部分は潜在意識ですので、無意識で(自覚しないで)自動的にとってしまう行動や思考のパターン(習慣や癖)、想起される感情など、は潜在意識に強く影響されています。

日常生活で何気なくやっていることは、この潜在意識に蓄積されたパターンによって起きていると言われています。

例えば、
家に帰るとソファに座りテレビをつける、年上の男性といると緊張する、何かをいただくとお返しどうしようと考える、ある香りを嗅ぐと切なくなる、など、

私たちが自動的にとってしまう行動や思考は、潜在意識の表れなのです。
他に、苦手意識、固定観念、価値観といったものもそうですね。

 

ヨガニドラを行うことで

潜在意識にアクセスすることは特別なことではなく、ぼーっとしているとき、寝入りばなや目覚めのうとうとしているとき、瞑想など、でアクセスできます。ヨガニドラでその感覚を掴み、慣れていくことで、その状態に入りやすくなり、日常生活でも自分の習慣や癖に気づいていけるようになります。

潜在意識に働きかけていくことで、ネガティブなパターン(習慣や癖)に気づき、物事に対しての見方、考え方、取り組み方が変化していき、本来の健やかな自分に立ち戻っていきます。


🍀テーマに応じて下記のいずれかとともに提供しています🍀

シンギングボウル演奏とともに

シンギングボウルの高い波動・倍音を浴びながら更にリラックスしていきます。
悠祐基のシンギングボウルは、その場の空間を浄化しつつ参加者のチャクラを活性化させ整えていきます。

アロマティックサポートとともに

ある匂いを嗅いだとき、急に記憶がよみがえってきたことがないでしょうか?

香りは私たちの潜在意識にアクセスするための近道であり、深く眠っていた記憶や感情を呼び起こします。
嗅覚は視覚や聴覚とは違い、大脳新皮質を介さず、直接脳の中枢部である大脳辺縁系、扁桃体と海馬という情動と記憶を処理する部位に接続されているため、香りは記憶を呼び起こすトリガーになります。

つまり、香りは私たちの記憶が蓄積されている潜在意識に働きかけるものです。
エッセンシャルオイルの香りのサポートで、ヨガニドラをより深めていきます。

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